日本のヘッジファンドも欧米諸国に比べて数は少ないものの、結果を残したファンドが多くあります。今回は日本にあるヘッジファンドをおすすめ順に、ランキング形式で紹介したいと思います。
通常ヘッジファンドは機関投資家か数億円以上の資産がある富裕層しか購入することができませんが、今回のランキングでは個人でも1,000万円という比較的少額から購入することができるヘッジファンドをご紹介します。
国内ヘッジファンドおすすめランキング1~3位
1位 : BMキャピタル | 2位 : タワー投資 | 3位 : レオス・キャピタル | |
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おすすめ度 | |||
代表者名 | 森山武利 | 藤原伸哉 | 藤野英人 |
運用開始 | 2013年 | 1990年 | 2003年 |
投資対象 | 日本上場株式 | 日本上場株式 | 日本上場株式 |
年間平均利回り | 手数料控除後10%前後 | 非開示 | 商品による |
最低購入金額 | 1,000万円 | 不明 ※ おそらく法人や超富裕層のみが数億円単位で購入可能 | 1,000円〜 ※ 公募の投資信託という形で購入可能 |
紹介者 | |||
メリット | ✅外銀出身の一流ファンドマネージャーが運用 ✅紹介者無しで1,000万円から購入可能 ✅底堅い運用を行っている | ✅年収100億円のサラリーマン、清原達郎氏が資産運用を行う | ✅投資信託の中では運用哲学がしっかりしている |
デメリット | 安定運用を重視しているため、年間利回り10%前後とヘッジファンドにしてはリターンが控えめ | HPを閉鎖しているため紹介者経由でしか問い合わせ不可 | ・厳密にはヘッジファンドではない ・あくまで投資信託のため攻めた運用が難しい |
資料請求リンク | bmcapital.jp | なし | hifumi.rheos.jp |
おすすめ1位 BMキャピタル
会社名 | ビーエムキャピタル合同会社 |
特徴 | 1,000万円から購入可能な年間利回り10%前後が狙える人気No.1国内ヘッジファンド |
代表 | 森山 武利 |
設立 | 2013年 |
会社住所 | 東京都港区六本木7-18-1 |
電話番号 | 03-3403-2508 |
運用規模(AUM) | 150億円~ |
平均利回り | 手数料控除後10%前後 |
投資戦略 | 日本株ロングショート、割安中小株式、アクティビスト |
最低購入金額 | 1,000万円 |
ロックアップ | 3ヶ月 |
紹介者 | 不要 |
おすすめ度 | |
資料請求リンク | bmcapital.jp |
BMキャピタルについて一言で表すと、『1,000万円から購入可能な年間利回り10%前後が狙える人気No.1国内ヘッジファンド』です。
BMキャピタルは森山武利氏が代表を務める国内ヘッジファンドです。ファンドの運用は森山氏ではなく東大卒→外銀の経歴を持つファンドマネージャーが行なっています。
投資対象としては、日本の中小型上場株式を対象にしております。このような中小型の銘柄は、IR活動を本気で行っておらず、英語資料もロクに公開していないので海外のプロの投資家から相手にされていないことが多いです。
そのため、割安なのに放置されている銘柄も比較的多く、投資対象として旨味があります。
中には純資産が時価総額よりも大きい(つまり、丸ごと買収して解散させるだけで儲かる)銘柄もあり、BMキャピタルはこのように会社の保有資産に裏打ちされた底堅い運用を行なっている印象があります。
年間利回りも手数料控除後で10%前後ありますので、底堅い運用はしたいがしっかりとしたリターンは欲しいという方におすすめの投資先です。
またBMキャピタル含めヘッジファンドは私募型の金融商品のためネット上での購入はできず、購入をするためには資料請求→社員さんからの対面での商品説明を受ける必要があります。
そのためBMキャピタルに興味のある方は、まずは下記フォームから資料請求をするのが良いかと思います。
・最低購入金額1,000万円という比較的低い購入ハードルで、一流ヘッジファンドに資産運用を任せることができる。
・堅い運用手法を取っており、比較的安定運用で年間利回り10%前後を期待することができる。
・BMキャピタル申し込みフォームからアポを申し込むことができ、紹介なしでもヘッジファンド購入を行うことができる。
・安定運用を重視しているため年間利回り10%前後とヘッジファンドにしてはリターンが控えめ。
おすすめ2位 タワー投資顧問
会社名 | タワー投資顧問株式会社 |
特徴 | 年収100億円の伝説の男が運用担当をする国内ヘッジファンド |
代表 | 藤原伸哉 |
設立 | 1990年 |
会社住所 | 東京都港区芝大門1-2-18 野依ビル2F |
電話番号 | – |
ホームページ | – |
運用規模 | 約3300億円 (2005年のピーク時) |
平均利回り | – |
投資戦略 | 日本株ロングショート、割安中小株式 |
手数料 | – |
最低購入金額 | 数億円〜 |
ロックアップ | – |
紹介者 | 必要 |
おすすめ度 | |
資料請求リンク | ホームページを閉鎖しているため存在せず |
タワー投資顧問について一言で表すと、『年収100億円の伝説の男が運用担当をする国内ヘッジファンド』です。
タワー投資顧問のファンドマネージャーは清原達郎氏です。清原氏は東京大学卒業後、新卒で野村證券、その後ゴールドマンサックスに転職し、タワー投資顧問のファンドマネージャーに着任します。
清原氏は2005年に納税長者番付一位になるなど、非常に強い印象を日本国内に残しています。2005年の清原氏の納税額は約37億円で、年収も推定で100億円程度あったのではないかとされています。
あの村上ファンドと違い、タワー投資顧問は一般にマスコミなどで大きく報道されることが少ない会社のため知らない方も多いかもしれませんが、国内ヘッジファンドの中で運用手腕は間違いなくトップクラスです。
ただ、2006年のライブドアショックやその後のリーマンショックにより小型株が苦しい時期を迎え、ファンドとしては苦しい時期を迎えます。基準価格ベースで2009年2月には、72%もの下落を経験し、投資していた企業もいくつか倒産を経験したと言います。
また、AIJ事件により独立系の運用会社に対する風当たりが強くなった時期でもあり、大規模な資金流出を経験し厳しい時代も経験したとのことです。しかし、その後は順調に運用成績を取り戻し、良好な運用成績をあげています。設立当初から数十倍のパフォーマンスを達成しており、また、2009年のボトムからでも10倍以上のパフォーマンスとされています。
タワー投資顧問は、大量保有報告書などから日本株の割安な中小型株式に投資をする機会が多いとされています。また、過去には破綻した北海道拓殖銀行からまだ無名だったニトリ株を買い上げるなどして大きな利益を獲得したともされています。
ただ、タワー投資顧問は現在ホームページを閉鎖しており、知り合い経由でしか購入することはできません。運用手腕やファンドマネージャーの経歴は間違いなくトップクラスなのですが、一般人の購入可能性は限りなく0に近いため、おすすめ2位としました。
・年収100億円の伝説のファンドマネージャー清原氏に資産運用を委託することができる。
・年間利回り等もかなり高いことが推測できる。
・ホームページを閉鎖しており、知り合い経由でないと購入することができない。
おすすめ3位 : レオス・キャピタルワークス株式会社 ※ヘッジファンドではないが一応紹介
会社名 | レオス・キャピタルワークス株式会社 |
特徴 | ヘッジファンドではないが理念のしっかりとしたアクティブ投資信託 |
代表 | 藤野 英人 |
設立 | 2003年 |
会社住所 | 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス(PCP)丸の内27F |
電話番号 | – |
運用規模(AUM) | 8500億円~ |
平均利回り | – ※商品と計算時期によりけりです |
投資戦略 | 日本株ロング ※商品によりけりです |
手数料 | 信託報酬0.502%~1.48% ~ ※商品によりけりです |
最低購入金額 | 1,000円〜 |
ロックアップ | – |
資料請求リンク | hifumi.rheos.jp |
レオスキャピタルを一言で表すと『ヘッジファンドではないが理念のしっかりとしたアクティブ投資信託』です。
※ レオスキャピタルはヘッジファンドではありません。誰でも1万円から買うことのできる公募投資信託を販売しています。ただ、ひふみ投信はアクティブ運用をしていますし、運用理念も良いので今回ご紹介することにしました。
レオスキャピタルの創業代表は藤野英人氏です。
藤野氏は早稲田大学卒業後、野村投資顧問に入社します。その後、ジャーディンフレミング投信投資顧問、ゴールドマンアセットマネジメントを経て、レオス・キャピタルワークスを設立します。藤野氏は日本株の中小型・成長株の運用経験が長く、マスコミ対応も積極的で多くの書籍を出版しており、その考え方を広く伝えています。
「投資家みたいに生きろ」など、ベストセラーを多く生み出しています。藤野氏は、執筆家が運用を行っていると述べるほどに執筆活動に積極的であり、運用に対する考え方を広く伝えようとする意思が感じられます。
レオスキャピタルの提供しているひふみ投信は多くの受賞歴があり、2022年にはR&Iファンド大賞2022の投資信託10年/国内株式コア部門で優秀ファンド賞を受賞しています。10年部門では4年連続の受賞です。
ただ、2022-2023年の直近1年間で見た運用成績はマイナスなため、ファンド残高が大きい状態でも、過去と同等のファンドパフォーマンスを維持することが可能なのかが非常に注目されます。
・しっかりとした投資哲学があり、アクティブ投資信託の中では人気も知名度No.1
・ファンドサイズの増大が要因なのか、直近のパフォーマンスはあまり良くない。
まとめ
1位 : BMキャピタル | 2位 : タワー投資 | 3位 : レオス・キャピタル | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | |||
代表者名 | 森山武利 | 藤原伸哉 | 藤野英人 |
運用開始 | 2013年 | 1990年 | 2003年 |
投資対象 | 日本上場株式 | 日本上場株式 | 日本上場株式 |
年間平均利回り | 手数料控除後10%前後 | 非開示 | 商品による |
最低購入金額 | 1,000万円 | 不明 ※ おそらく法人や超富裕層のみが数億円単位で購入可能 | 1,000円〜 ※ 公募の投資信託という形で購入可能 |
紹介者 | |||
メリット | ✅外銀出身の一流ファンドマネージャーが運用 ✅紹介者無しで1,000万円から購入可能 ✅底堅い運用を行っている | ✅年収100億円のサラリーマン、清原達郎氏が資産運用を行う | ✅投資信託の中では運用哲学がしっかりしている |
デメリット | 安定運用を重視しているため、年間利回り10%前後とヘッジファンドにしてはリターンが控えめ | HPを閉鎖しているため紹介者経由でしか問い合わせ不可 | ・厳密にはヘッジファンドではない ・あくまで投資信託のため攻めた運用が難しい |
資料請求リンク | bmcapital.jp | なし | hifumi.rheos.jp |
いかがでしたでしょうか。
今回は、国内のヘッジファンドについておすすめ順に紹介してみました。
特に1位のBMキャピタルについては本当におすすめですので、少しでもピンときた方は是非資料請求してみて下さい。